今年初めて告白したコトを告白します。
友達とモスに入って注文を済ませて席に座ると、
近くにいた女の子(仮名A子:推定23~25)が、
突然こちらのテーブルにやってきました。
「すみません、私のかわりに電話してくれませんか?」
何か事情があるんだろうなーくらいに携帯を受け取ったのですが
この
「電話してください」の言葉の意味から、
よもや告白するとは思わなかったです。
■(A子による)あらすじ■
志を持ち、東京から札幌へ3ヶ月前に出てきたA子。
彼女には、東京でDJをやっているサイケでクールな
「タツヤ」という片思いの人がいる。
彼は、モテ偏差値75以上のモテモテ男。
そんな彼に、アプローチするアンゴルモア大王「クミ」。
ストーカーまがいの行動をするクミに、
A子の怒りは頂点に達していた!!
タツヤに告白する前にクミへ電話をかけ、
ワンギリまがいの嫌がらせも行うという
代理告白へのプレリュードも、最高潮を向かえ、
今、彼女の携帯電話は、私の手に握られていた。
(興奮のA子談)「すっごいいい男なのぉ!」
(私が)告白する事情は、こんな感じらしい。
正直、あらすじがコレで合ってるか分かりません。
何か、日本語以外の日本語しゃべってたから。
そんな感じで、もうワケ分かんないうちに、
モテモテ王国のタツヤに
私が告白する状態になってたんだけどね、
すごい不思議パワァを湛えた彼女曰く
「かけたら、たつや、大好きって言って下さい!」
て。
これ、私が言うんだってさ。
誰に言われなくても、
充分過ぎるくらいに
あり得なさ過ぎる状態ってのも判ってるんだけど
彼女のヘンな勢いが怖くて逆らえないの。
ホントに。
ぷるるるー
ぷるるるー(コール音)
(タツヤ)「もしもし」
(私)「…
V V V (ブレスブレスブレス)
たつや、大好きっ(棒読み)」
…ぶっ…(切話)
…つーつーつー…(余韻)
(A子)「何か…何か言ってました!?」
(私)「え…いや、急に切るから…」
彼女は、まだ通話中だというのに、
母親が娘の長電話を取り上げるかのごとく
私の手からケータイを取り上げ、切ってしまったのです。
マナー違反もあり得ない…
とも思ったんですが
、
彼女の常識は私たちの非常識。
それから私たちの席に座り込んだ彼女は、
私たちと話してる最中にも、
アグレッシブに言葉を遮り、いきなり手を挙げて
「すみませーんっ 温めなおしてっ」
とか、バーガー片手にありえないオーダーしたり、
事情を聞いたら「そんなのいいじゃん!」とかキレたり、
数々の伝説を作り続ける暴走機関車、機関車 暴マス。
そんな彼女を見ながら、こういう無敵のコが
「今の日本の首相は?」
っていう街頭インタビューに、
「プーチン?」
って答えちゃうのかなぁ
…
なんて、
ボンヤリ考えました。
ちなみにこの伝説は、一緒にいた友達によって
広く深く語り伝えられたコトは言うまでもありません。